セブ留学でセブ島を訪れた時の街中の移動(乗り物)

2018.02.22

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留学でフィリピンに訪れる日本人の方も、日増しに増えている状況ですが、日本人の方がフィリピンに来てまず困るのは、その「移動手段」について。マニラ以外の地域では鉄道がなく、また日本とは全く違う交通事情に戸惑う方が殆どだと思います。

今日は、その移動手段についての乗り方と注意点をご紹介します。

タクシー

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まず始めは、一番利用することの多いタクシーです。
セブシティでのタクシー事情は極めて良好で、あまりぼったくられたりすることも少ないです。ほとんどのドライバーが、何も言わなくてもきちんとメーターを回し、土地勘や目的地へのルートの知識も、かなり正確に把握してる方も多い印象です。ただ、最近ではマニラで稼げなくなった悪徳タクシードライバーが多数流入してきいるという噂もあり、本来は違法である「交渉」をふっかけてくるドライバーも増えてきているそうですので、そういった悪質ドライバーには十分な注意が必要です。

セブのタクシーの乗り方

基本的な乗り方としては、
① 手を上げて車を止める
② 止まったら助手席のドアを空け、行き先を告げる
③ その時、メーターの位置を確認しておく
④ この時点でゴチャゴチャ言ってくるようだと問題外、すぐにバイバイしましょう
⑤ 今度は後部座席のドアを開き、乗り込む
⑥ その際、先程位置を確認したメーターをチェックし、初乗り価格「40.00」ペソを確認
メーターが作動していなければ、「Meter please」と伝える
⑧ 正常にメーターを作動させたことを確認してから、ドアを閉めて完了!

以上のような手順になります。

一見ややこしそうに見えますが、重要なポイントとしては、【メーターをきちんと作動させていること】と、【ゴチャゴチャ条件をつけてこないこと】、この二点を確認することのみです。そして、走り出してしまうと後はドライバーの言いなりになりますので、きちんと上記の二点を確認するまでは、ドアを閉めずに発車させないようにしましょう。

良質ドライバーは、この手順で、一切の文句や条件はいいません。
逆に悪質ドライバーは、必ずこの手順②のあたりで何か言ってきます。こういったドライバーは、例え一旦はこの手順に従うフリをしたとしても、乗った後で必ず何かしら難癖をつけてきますので、面倒でも最初の時点で別のタクシーに変更した方がいいでしょう。

降りる時に、表示された金額を支払います。お釣りがないというドライバーも結構いますので、細かいお金は常に持ち歩く癖をつけた方が良いでしょう。

セブのタクシーのチップについて

余談ですが、タクシードライバーに普通にチップを渡す人もたまに見かけますが、これは絶対やめましょう。意味のない甘やかすだけのばらまきチップは、他の留学生の迷惑になります。先日「個人的な支援だ」と言って、そこらじゅうでチップをばらまくご年配の方をお見かけし自慢げに話すので注意しました。フィリピン人の給料が安いから、これぐらい・・・と、ついチップをはずみがちですが、これはとんだ勘違いで、身勝手な自己満行為です。自分のやっていることがいかにフィリピンの健全で快適な観光ライフを汚しているか、迷惑をかけているかに全く気付いていません。「意味のないチップ」と、「多すぎるチップ」は本当に止めてください。チップの文化がないこのフィリピンで、チップをあげていいのは、特別なサービスを受けた時だけで全く問題ないのですから。

マッサージやツアーガイドなど、特に良いサービスを受けた時に、「Thank you」という言葉と笑顔に添えて、支払い額の10%程度のチップをそっと手に持たせてあげるのが正しいチップの渡し方です。間違ってもドヤ顔で、「ほらお前たち、チップをあげるぞ!」とやらないでください、プライドの高いフィリピンの人達はそういう態度にとても傷つきます。

便利なアプリ

最近では、セブシティ内のひどい慢性渋滞により、タクシーが捕まりにくい状況が続いています。そんな時便利なのが、Grab taxiか、Uber。この2つはどちらも携帯アプリからタクシー(一般ドライバーがタクシー業をやっている所謂白タクと呼ばれているものですが、最近では一般的になりつつあります)を呼ぶことができる白タク配車サービスです。特にマクタン島からセブシティへの移動の際、ふっかけられる事が多いので、明朗会計のグラブタクシーとウーバーは役に立ちます。

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Grab taxi / グラブタクシー

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Uber / ウーバー

セブのタクシー利用時の注意点

タクシー利用時の注意で、最近被害者が非常に多いのが、タクシーへのスマホや財布の置き忘れです。携帯の素材が滑りやすくなったのか、タクシーのシートが変わったのかは理由はわかりませんが、とにかく最近非常に多いです。恐らく深く腰掛けてしまい、ポケットに入れていたスマホがシートに落っこちてしまったか、あるいは手に持っていたスマホを、何かのタイミングで車内の何処かに置いて、そのまま忘れて来てしまったなど、色々原因は考えられますが、とにかくポケットに携帯や手に携帯は、絶対にやめましょう。

ジプニー

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続いて乗る機会が多いのが、ジプニー。盗難事件が非常に多いため、学校によっては禁止している学校もあるようですが、路線を覚えてしまえばこんなに便利で安い乗り物はありません。もし学校で禁止されていないようでしたら、乗り方を覚えて乗ってみましょう!日常を離れ、ちょっとローカルな生活に触れると、より一層フィリピンが身近に感じられ、きっともっとフィリピンでの生活が好きになる事でしょう。最初は勇気がいるかもしれませんが、ぜひトライしてみてください。乗客もドライバーもみんな優しいので、助けてくれます。

セブのジプニーの乗り方

基本的な乗り方は下記になります。
① 手を上げて止める or ステーションで待つ
② 慣れないうちは、行き先をドライバーに伝えて行きたい場所に行くかを確認する
③ 「そこ行くよ!」と教えてくれたら、乗り込みます

④ ジプニーは一番特等席は助手席です、空いてたらそこに乗りましょう
⑤ その次に、後部出入り口から見て一番手前の座席から特等席になります
⑥ 座ったらサポートスタッフが車内にいるか確認しましょう(支払い先が変わります)
ワンマンならドライバーに、サポートスタッフがいるならスタッフにお金を渡します
⑧ 手が届かない場合は、渡す対象方向に向けて、隣の人に「パリホ」と言ってお金を渡してもらいます
⑨ 料金はセブシティ内は7ペソスタート、長距離乗ると上がって行きます
使用貨幣は最大100ペソぐらいにとどめましょう、10ペソコインが便利です

⑪ 降りたい場所に近づいたら天井か手すりをコインか手で叩き音を出すか「ルガーラン」と言います
⑫ 慣れないうちは7ペソ握りしめ、降りる時にサポートスタッフに運賃を手渡して降りるのが一番楽かもしれません

セブのジプニーは盗難に注意

利用者が多い13C路線やダウンタウンに出入りする路線などは特に盗難事故が多いです。手口は足元にコインをわざとばら撒いて、「拾って下さい」と言ってきて、コインを拾ってやってる隙に、他の仲間がポケットやカバンからスマホなどをスるという手口です。もし足元にコインをばらまかれても、絶対無視すること。

また、車外からも手を伸ばしてくる泥棒もいます。車内で写真を撮ったり通話したり、とにかくスマホを公共の場所で出して使うのは最小限にとどめましょう。どこかで必ず泥棒が見ているという事を肝に銘じてください。

路線を覚えよう

慣れると大変便利な乗り物であるジプニーを極めるには、まずは路線図から。
意外と知られていないのが、google mapの活用!実はgoogle mapにはジプニーの番号が地図上に記載されています。ジプニーは本来ステーションがあり、そのステーションには名前がついています。地図を良く見て、ステーションをクリックすると「12A」のように番号が振ってあります。セブのジプニーには必ず車体に路線の番号が振ってありますので、このステーションに記載されている番号のジプニーはここに停まりますよという意味です。少し面倒ですが、目的地に近いステーションで、そこに行く番号を探してみてはかがでしょう?(乗り換えが必要な場合もあります)
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Googleマップ

トライシクル/トライシカル

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こちらも、場所によっては使用頻度の高い乗り物。一般的にトライシクル(バイクにサイドカーのようなキャビンがくっついた乗り物)はジプニーが走るメイン道路までの足です。田舎では、むしろジプニーよりこのトライシクルをよく見かけるでしょう。

セブのトライシクルの乗り方

こちら乗り方にやや癖があり、あいのりで乗れれば7~8ペソで乗れます。とりあえず、行きたい方向に向けて走るトライシクルを停めて、何も言わずに乗り込んで、自分の行き先に少しでも近づけるように利用するのが良いと思います。こちらも目的地に近づいたら鉄の手すりをコインで叩くか「ルガー」「ルガーラン」、またはセブアノ語に抵抗がある方は「Stop please」でも十分通じます。運賃は降りる時、停車してからドライバーに支払いましょう。

一方、貸し切り状態になると、行く場所によって1台貸し切りの運賃が変わってきますが、大体近場で1台50~60ペソってところでしょう。何人かでシェアする場合や、大きな買い物をした時などは、貸し切り交渉してみるのもおもしろいかもしれませんね。

一方トライシカルは、バイクではなく自転車バージョン。乗ってるこちらが気の毒に感じてしまうほど、頑張ってこいでくれます。年配のおじさん、おじいさんがドライバーをやっていることが多く、歩いたほうが早いと思うこともありますが、意外と乗り心地は良く楽ちんです。

ハーバルハーバル(バイクタクシー)

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こちらも大変便利で、利用頻度の高い乗り物です。バイクの二人乗りで、後部シートに乗客が乗ります。ですが、事故が多いことでも有名で大変危険な為、禁止している学校が多い乗り物のひとつでもあります。

セブのハーバルハーバルの乗り方

運賃は一応距離によってレートが決まっているそうですが、あってないようなもの。必ず交渉になります。ですが、よっぽどのことが無い限り、ふっかけられるということはありません。目安として、30~60ペソ程度と覚えておきましょう(徒歩10~15分程度の距離で30ペソぐらいです)。ハーバルハーバルは、通常ステーションのような物が決められていて、その場所から乗ります。ドライバーは同じような色(紫や黄色、グリーンなど)のロンTを着ていてIDをぶら下げている、認可ドライバーのものを利用するようにしましょう。

向こうから声を掛けてくるパターンがほとんどです、目配せすれば「Where are you going?」と聞かれ、即交渉が始まります。たまに私服のもぐりのドライバーが、道を歩いていると突然声を掛けてきたりしますが、過去にセブシティで違法なもぐりのハーバルハーバルに乗った日本人留学生が人気のない山に連れて行かれて拳銃で襲われるという事件も起こりました。危険なので深夜などは止めておきましょう。

認可ドライバーであれば、こういった被害はありませんが、事故は後をたちません。渋滞のひどいセブシティを素早く移動するためには大変便利な乗り物ではありますが、事故のリスクも十分に考慮した上で、利用するようにしましょう。日本と違って、自分の命は自分で守って下さい、日本と違い誰も守ってくれませんし、事故に対して何の保証もありません。あくまで自己責任でご利用ください。

便利なアプリ

なお、ハーバルハーバルにも先述のウーバーのような白タク配車サービスがあります。Angkasというアプリで、ハーバルハーバルを自分のいるところに呼ぶことができます。ぜひ利用してみてください。
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Angkas / アングカス

バス(長距離/my bus)

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バスターミナルからは中長距離のバスも沢山走っており、今までご紹介した各種乗り物を組み合わせると、セブ島内北から南まで南北225kmに渡る広く細長い島内で、行けない場所はありません。セレスライナーという黄色いバス会社が最も有名で、多くのバスがそこらじゅう走っています。ジンベイザメで有名なOslobへのアクセスも、このバスを使えば、セブシティから150ペソちょっとでアクセス可能です。

また最近はmy Busという便利なシャトルバスも走っています。空港⇔SMシティ⇔SMシーサイド路線をはじめ、多数の路線がありそれは便利で、1乗車25ペソと大変良心的な価格の快適大型バスです。ジプニーのように外気に触れないエアコンのきいた車内は快適ですね。以前は乗車カードを買わされたのですが、今はカードを買わなくても現金での支払いが可能なようです。

船、フェリー、渡し船

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フィリピンは島国ですので、船の利用頻度も高いと思います。セブシティには5つの埠頭があり、ここを起点に様々なエリアへ水上でのアクセスが可能です。
また、セブ島とマクタン島に橋がかかって便利になった今、利用する人も利用意義ももはや不明なぐらいですが、実は渡し船がマクタン海峡を運行しています。もし機会がある方はチャレンジしてみてください。

まとめ

セブ島内の移動は、旅の初心者などでも気軽に利用できるものが多く、慣れてしまうとそれほどジプニーも乗るのは難しくありません。土地勘が大体ついてくるまでは、タクシーで移動しても全く高くありませんし便利で安全ですので、タクシーが便利でしょう。

しかし、いずれの乗り物も、盗難などの危険は常に意識して、利用するようにしてくださいね。

また、ハーバルハーバルでは転倒事故、船などでは転覆事故も常に想定して、万一の事故に備えてください。転倒の場合はよそ見せずしっかり運転状況を見ていたら、仮に事故が起こっても自然と受け身の体制をとります。船は常にライフジャケットのそばにいるようにし、密閉空間では外部への進路を常に意識しておいてください。

行動範囲が広がると、一気に自分の世界も広がり、楽しみが何倍にも増えます。
ぜひこれらの乗り物を攻略し有効に活用して、大いにスリリングな冒険の旅に出かけてください!!