【不定期更新】最新コロナウイルスのフィリピン留学への影響 [7/31]

2020.07.31

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新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の状況をお知らせしております。

現在のフィリピンの状況は、依然としてコロナ禍にありますが、長引くロックダウンの効果も薄く、現在もなお1500人~2000人もの新規感染者が連日のように報道されています。しかしながら、経済へ与える影響も懸念されており、大統領自身が既に限界点を迎えている趣旨の発言をしています。

つまるところ、このフィリピンではコロナウイルスの封じ込めは完全に失敗しており、公衆衛生の意識や人々の暮らし方、テクノロジーの欠如など、あらゆる点で問題が山積、封じ込めに成功している国とは頭1つ分以上の差をつけられています。この国の潜在的な資金不足、優秀な人材の不足によって、極めて困難な状況にあると見てとれます。
唯一の解決策はワクチン開発だ
と、大統領がはっきりと明言しているものの、自国にはワクチンを開発する技術はないため、実際のところは他国マターとなっているのが現状です。

熾烈なワクチン開発競争 各国6つの企業で第3相(最終フェーズ)へ

7月27日現在、Moderna、BioNTech/Phizer、Oxford/Astrazeneca、Sinofarm、Sinovac、Murdoch children’s research instituteの6つの製薬会社が第3相の最終臨床段階に入っており、中でもModerna社の開発するCOVID-19ワクチン「mRNA-1273」と、BioNTech SE社とPfizer社が共同開発するCOVID-19ワクチン「BNT162」が、3万人にのぼる治験者への接種を開始しており、米当局者は、コロナワクチンについて、年内の実用化は可能との認識を示したそうです。(参考:Media Close-up Report
一方で、自国兵士への限定的な使用として、第3相をすっ飛ばして使用の認可を受けたのが中国のCanSinoBIO社が開発しているワクチンです。中国では自国でのコロナウイルス封じ込めに完全に成功してしまったため、現在中国全土でも新規感染者が数十人しか出ておらず、皮肉なことにワクチンを臨床できる環境をすでに失ってしまったそうです。そこで、多数の感染者を出し続けているブラジルでの臨床を開始しましたが、安全性が不確かなワクチンを自国でなく他の国で実験しようとする中国の姿勢は、ブラジルのみならず世界中から大きな非難を浴びているということです。
数万人単位での臨床結果が欲しい中国は、今後ブラジルだけでなく、ここフィリピンにもその触手を広げてくるのは間違いないでしょう。

ドゥテルテ大統領「12月までに元の生活に戻るだろう」と言及

そんなワクチンをめぐる世界の動きが活発化している中、ドゥテルテ大統領は7月31日の演説で、「(今年の)12月までに中国からワクチンを得て、我が国は元の生活に戻るだろう」と発言しました。これが先述のCanSinoBIO社を指しているのかは現段階では不明ですが、中国との密約で、大量のワクチンを確保できる見込みがあることをアピールしています。
ワクチン開発を早急に進めて、自国が開発したワクチンの安全性と有用性(ひいては技術力や開発力)を世界にアピールしたい中国にとっては、フィリピンが研究段階のワクチンでもいいから、すぐに大量に欲しいというラブコールは、まさに渡りに船な話。
しかし、安全性が確認されていない状態のワクチンを中国から大量に買取って、国民に対し大量投与をするのだとしたら、モルモットの動物実験のようなもの。その大統領の選択は決して正しいとは言えません。一見おいしそうに見える目先にぶら下げられた人参にがっつき、副反応による死者が多数出ないことを、ただただ祈るばかりです。

現在の隔離政策状況

フィリピン コミュニケーション隔離状況(8月)
【出典:reddit.com(https://www.reddit.com/r/Coronavirus_PH/)】

なお、留学に関係のあるエリアで、現在の隔離政策の実施状況は、以下のようになります

レベル4:最も厳しい隔離 ECQ (Enhanced Community Quarantine)
 >> 1世帯1名のみ、必要不可欠な事項のみ外出が認められる
レベル3:やや厳しい隔離 MECQ (Modified Enhanced Community Quarantine)
 >> 1世帯1名のみ、必要不可欠な事項のみ外出が認められる/一部の経済活動OK
レベル2:普通の隔離 GCQ (General Community Quarantine)
 >> 外出は可能。スポーツも一部認められる/50%程度の経済活動OK
レベル1:ゆるめの隔離 MGCQ Mid Lisk (Modified General Community Quarantine)
レベル1:さらにゆるめの隔離 MGCQ Low Lisk
 >> エリアをまたぐ移動は不可だが、全ての人が外出可能/ほとんど平時に近い状態

セブシティは GCQ
マンダウエシティ/ラプラプシティは GCQ
———(上記3エリアはセブ留学に関係のある3市です)——–
マニラ首都圏は GCQ
ターラックは MGCQ Mid Lisk
————-
バギオは MGCQ Mid Lisk
クラークは MGCQ Mid Lisk
スービックは MGCQ Mid Lisk
バコロドは MGCQ Mid Lisk
ドマゲッティは MGCQ Mid Lisk
イロイロは MGCQ Mid Lisk


フィリピンでの現在のコロナウイルス感染者数(2020年7月30日16:00現在)

 

感染者数 回復者数 死者
89,374名(前日比+3,954 [うち マニラ:1,703人/セブ:958人]) 65,064名 1,983名(前日比+23)

出典:The Department of Health (DOH)

フィリピン国内のニュース

【全域】フィリピン教育省が感染リスクが低いエリアでの対面授業を推進

Education Secretary Leonor Briones joins the meeting with members of the Inter-Agency Task Force on the Emerging Infectious Diseases (IATF-EID) presided by President Rodrigo Roa Duterte at the Malago Clubhouse in Malacañang on June 15, 2020. ROBINSON NIÑAL JR./PRESIDENTIAL PHOTO
DepEd(フィリピン教育省)は、コロナウイルス感染のリスクが低いと考えられるエリアで、条件付きで対面式の授業を強く推進していく方針を発表。対面式クラスは、ソーシャルディスタンスや空調問題、手洗い設備など、設備上の要件はあるものの、対面授業自体のリスクは極めて低く、インターネット、ラジオ、テレビにアクセスできず、オンライン学習に参加することが困難な子どもたちの学習環境を助けると述べた。

出典:DepEd, DOH mull over in-person classes in low-risk areas

TRANSITとして最大の関心事は、このDepEdの決定が、フィリピン留学復活への道筋として影響があるのか、ということですが、現時点では不明です。フィリピン留学の語学学校は、管轄が何故かTESDAという職業訓練を司る機関であることです。しかし同じ教育系の機関として、全く繋がりがないわけではないと思われますので、今後の動向に期待です。

しかしながら、不思議なことに、フィリピンでは子どもたちの教育がストップしている事に関しては割と寛容で、むしろ子どもたちの健康を脅かされるぐらいなら一年間対面授業はNG、という親の意見が大多数です。個人的にはコロナへのあまりにも過剰な反応であり、それよりも対面での授業ができるようになるために、コロナにかからないために、どういった手段を講じていくか で議論されるべきと思います。感染を防ぐためには家に閉じ込めておくしかないという貧しい発想で、大変な機会損失とストレスをこうむっているのは子どもたちです。
どうか早期に改善されることを祈るばかりです。

フィリピンの語学学校の対応

各語学学校のコロナウイルス蔓延防止の対応策で、お知らせのあった最新の情報をご紹介

【セブ】ZA English

方針について

現在取り残されている生徒が帰国した時点で、ZA ENGLISHは閉校の予定

【セブ】Howdy English Academy

方針について

・入寮再開予定日は未定

【現在のHowdy】
・引き続き、講師、スタッフの一時帰宅、不要不急の外出禁止は継続。
・SunStar Cebu & Cebu Daily NewsのFBから
・街の写真:自転車利用者が増加し自転車専用道を作るか検討中。
・セブ市、マンダウエ市ではジプニーの再開許可がまだ出ていないため、自転車を使用する人たちが増えてきています。

【クラーク】 EG Academy

方針について

2020年8月21日までの休校を2020年10月9日までの休校とさせて頂きます

【バギオ】BECI

方針について

◆オンライン留学開始
生徒様がご自宅で【アメリカの学校のカリキュラム】を学ぶことができるオンライン・コンテンツです。
このコンテンツは、アメリカの公立学校の厳選されたインストラクターによる質の高い講義を提供いたします。
生徒様は、この製品を通じて英語をマスターできるだけでなく、条件をクリアすれば、アメリカの高等学校学位も取得できます。
また、このコンテンツは、大人の生徒様がIELTSやTOEFL試験の準備し、その点数を上げるためにも役立ちます。

各種資料請求は、お問い合わせより、「BECIオンライン資料請求」とご記入の上、お知らせくださいませ。

【クラーク】CIP

方針について

◆再開予定
明確になり次第発表(無期限の延期)

◆オンライン留学
・一般オンライン英会話とオンラインスペシャルのシステム統合
システム統合により、オンラインスペシャル (オンライン留学)でこれまで不可であった夜間の授業提供が23:40分まで可能となりました。日中に用事が入りやすい方や学校がある方にもお勧めできるようになりました。

オフラインで行われている授業 (講師、教科書やカリキュラム)はそのままに、自宅にてオンラインレッスンを受講できます。スケジュールも毎日(月〜金)行われますので、学習時間の確保や学習を習慣化できるという意味でも、フィリピン留学に代わってそのままご自宅でじっくり学習に取り組めると、大好評です。現在無料体験レッスン実施中!!
→興味をお持ちの方はこちらからお問い合わせください

【セブ】EV Academy

方針について

◆オンライン留学 / オンライン英会話プログラム(EV talk)の提供を開始
◆ INTENSIVE COURSE(オンライン留学) – 50分クラス 4コマ($648/4w〜) もしくは 6コマ($972/4w)
◆ LIGHT COURSE(オンライン英会話) – 25分クラス 1コマより($54/8コマ/4w〜)

特徴
1) 担当講師制度 – 1人の講師が担当となり生徒をしっかり把握して、きめ細かくサポートします。
※ INTENSIVE COURSEの場合、1人の講師が2コマの担当となります。(ex : 4コマの場合は2人の講師が担当)
2) ベテラン講師陣 – EVで長年トレーニングを積んだ評判の高い講師がレッスンを提供致します。(IELTS講師中心)
3) 固定時間制度 – 決まった時間にルーティーン化して事前申請なくスムーズに受講できます。
4) 最適のシステム活用 – シンプルな設置、教育に特化したClassInプログラムを使用します。

各種資料請求は、お問い合わせより、「EVオンライン資料請求」とご記入の上、お知らせくださいませ。

フライト情報

本日、および翌日の運行状況をお知らせします。
※しばらくの間、全線ほぼ運休となりますので、お知らせの運用を割愛いたします